椅子には底張りという椅子張りでは最後の仕上げとなる作業があります。 椅子の裏に薄い布を張って完成させることが多いのです。 底張りをする理由には、布を張った釘を隠すという理由、そして薄い布を張るのは、通気が良いようにという理由などがあると思います。 椅子を見るときにプロは底張りをみます。 底張りがどのくらい綺麗に張られているかどうかを確認するためです。 底張りが綺麗に張られ、釘も均一に打たれ、誰がみても綺麗なものは、椅子の中もきちんと作られていると判断出来ます。 そこで今回、新作のスツールを製作したのですが、その一つのこだわりとして底張りにあります。 写真はその新作スツールの底張りです。釘を出さない納まりにしました。手間はかかります。この底張り布も実は高価です。 底張りのこだわりは、私の好きなメーカー、イタリアのチェコっティにも見られます。ここの職人達の考え方は納得のいくもので、同じように底張りにこだわってます。「見えないんだからいいんじゃない」という考えはないんですよね。椅子の納まりにこだわってるのです。北欧のメーカーにも椅子の納まりにまで神経を使っている椅子がありますよね。 誰がみても綺麗なものは綺麗なのではないかなと考えてます。 ... 続きを読む
新年会
毎年恒例の椅子張りの新年会より帰ってまいりました。 昨年ははじめて?ロマンスカーに乗り、はじめて箱根登山鉄道に乗りました。スイッチパックしながら登っていくのですが、なかなか良かったです。 今年は車で行きまして、車の方が空いてれば早いかもしれませんね。 電車は電車の楽しみがあり、時間通りに到着するのは魅力的ですよね ... 続きを読む
トリム
写真、うちではトリムと呼んでます。 椅子の仕上げに使います。ヘリと言ったり、ブレードと呼ばれたりしてます。 これだけの色数はなかなかないようですね。 使用する布地と同色を使ったり、一色を抜いて使ったりと様々に、お好みに合わせて使います。 フランスから直輸入している椅子専用です。 椅子の仕上げでは、鋲仕上げ、2本玉仕上げ、そしてこのトリム仕上げが代表的です。 ... 続きを読む
中世博物館 クッションカバー
中世博物館 クッションカバー musee de Cluny ユニコーン柄のクッションカバー フランス製 amazonにて販売中 ... 続きを読む
エンジェル
エンジェルの置物です。非売品です。フランスに行ったときに買ったもので、今では良い飾りとしてディスプレイされてます。 個人的に気にいってます! ... 続きを読む
匠の技フェア
明日、匠の技フェアに私一日いる予定です(昼食を除く) よろしくお願いします ... 続きを読む
匠の技フェア 1月27日(金) 新宿駅西口地下
匠の技フェアが1月27日(金)に新宿駅西口地下のイベント広場にて行われます。東京都椅子張り技能士会として参加いたします。 今回は無料で椅子張りを体験していただけます。先着50名様までですのでお早めに!さらに、体験製作していただいた枠に、無料でクッションまでついてきます。この機会をお見逃しなく! ... 続きを読む
布地の持ち込み
布地の持ち込み、原則として当社では特別な場合を除いて持ち込みはお受けしておりません。特別な事情や理由があれば別ですが。(持ち込み手数料をいただいてお受けする場合もございます) 椅子の場合、なぜだかお持込みをしたくなるお客さまが多い気がするのは私だけでしょうか?持ち込みが可能なところも多いのかもしれません。 ただ、伺いたいと常々考えてたのは、たとえば食事をするところに食材をお持込みになるのでしょうか。レストランに食材をもっていきますでしょうか。ファミレスにひき肉をもっていき、ハンバーグをお願いしますでしょうか。ラーメン屋に麺をもっていきますでしょうか。寿司屋に魚を。居酒屋、BARにお酒を 大工さんに木材を、家具屋に木を塗装屋に塗料を椅子屋に材料をと、みな同じではないですが、同じような持ち込みのケースの場合、みなさんはどうお考えなのでしょうか?知りたいところです。 ... 続きを読む
ロイヤルステージ
ロイヤルステージ ロイヤルセレクション vol.65 ROYAL selection 2012 NEW YEAR ロイヤルプロムナードNo.96増刊号ROYAL RECEPTION にて、ご紹介いただいております。よろしくお願いいたします! ... 続きを読む
椅子教室 1/21 2012
椅子教室 1/21 2012 本日、椅子教室が行われました! 写真の椅子はフランスからお取り寄せの布地、「マカロン」という名前です。非常に張り映えのする布地で、落ち着いていてもいて、可愛らしくもあります。 椅子教室ではお好みの布地をお選びいただいて、世界に一つだけの椅子をお作りいただいております。 ... 続きを読む