椅子張

椅子教室 明日土曜日と日曜日

椅子教室 明日土曜日と日曜日

椅子教室 明日土曜日と日曜日https://www.isuhouse.com/school/ 明日23日土曜日、24日日曜日、椅子教室が行われます。 椅子教室では事前にお好みの椅子の木枠をお選びいただき、塗装からバネ入れ、天然自然素材のヤシファイバー馬毛をクッションとして入れ、針と糸で形を作り、お好みの布地と仕上げで椅子1脚を完成させていただきます。 月に一度で完成までに今です8回~1年位です。 全てを天然素材で作る場合と背をウレタンで作ることをお選びいただけます。 椅子の木枠はフランス製で、樹齢100数十年の木を使います。木は樹齢の年数使えると言われておりますので、お作りいただく椅子は大切にお使いいただければ100年以上使える椅子となります。 椅子や家具は100年を経過いたしますと、アンティークと呼ぶことが出来ます。 つまりお作りいただく椅子はアンティークになるよう、ご家族に歴史をつないでいっていただける椅子なのです。 日本の場合、椅子の文化、歴史、そして靴を脱ぐ習慣のためか、椅子に立ち上がり椅子を台替わりにしてしまうことがあるかと思います。実はこの台にしてしまうのは出来ればやめていただきたいのです。椅子は立ち上がるように作られてません。立ち上がって台にするのは脚立をお使いいただきたいのです。 もし自分が一生懸命、作った椅子なら、椅子に立ち上がるという考えはなくなるのではないでしょうか?またご家族がお使いになる場合でもそのようなことはしてほしくないと思うようになるのではないでしょうか。 よくご質問されることがございます。素人には作れないんじゃないか?と 生徒さんは初めて作るかたがほとんどです。それと椅子教室はもう10年以上行ってます。その間にたくさんの生徒さんが初めての椅子張りを行っていただいております。 ご興味がございましたら、一度ご見学にお越しいただけますと幸いです。ただ、場所は限られたスペースなので動き回ることが難しいこと、ご了承ください。 ... 続きを読む

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あじさい オレンジ

あじさい オレンジ

あじさい オレンジhttps://www.isuhouse.com/gazo/footstool_ajisai_orange.html この色、日本で出すことは難しい色なんです。着物や帯など日本の伝統的な色は日本人はすごいのです。 ところが、椅子に張る布となると、このすごい日本人の色彩が全く生かされていないのが、今だにあります。フランスでは、日本の着物、帯、陶器の色を自国で取りいれて、こういう布地を作ってます。フランスの陶器は日本の伊万里焼などをモチーフにされているという話は有名ですよね。 また、フランスの布地の場合、カーテンにすることも出来ますし、壁に布を張るフトン張りもできます。 一方日本の椅子張り布地は、布の裏面に強度を出すためにノリがうたれてますから、カーテンなどに使うことは難しいですね。 是非、日本古来の色を生かした布地を作ってほしいですね。日本には色んな色の呼び方がありますから。 ... 続きを読む

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ダイニングチェア ソク土手

ダイニングチェア ソク土手

ダイニングチェア ソク土手https://www.isuhouse.com/ ロココ・ルイ15世、ルイ16世のあとの時代のスタイルの椅子です。 背もたれが巻いている特徴があります。 最近では椅子教室で人気のあるデザインの椅子です。 肘無しの椅子、ダイニングチェアの椅子を張りました。 背、そして座面にはソク土手という椅子張りでは最高峰の技法で作りました。 今主流のウレタンは一切使わず、釘とハンマー、そして針と糸で椅子の形を作り出しております。ヤシファイバーや馬毛を詰めてます。 バラバネを1ケずつバネ糸でつってます。 先日実演したときに、お客さまは椅子の中はみんなこのようなソク土手になっていると思われてました。実際にはこのような作りの椅子は日本ではほとんどありません。99%ウレタンで作られます。もちろん当社でもウレタンを通常使いますしウレタン中心でもあります。ただ、特別のご注文をいただけますとこのソク土手でお作りいたします。材料が手に入らず、家族で行っているから出来るこのような仕事をしているのは日本では当社のみかも知れませんね ... 続きを読む

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椅子が出来るまで8 椅子張り

椅子が出来るまで8 椅子張り

椅子が出来るまで8 椅子張り まだ木枠については補足も出てくると思いますが、ようやく本編の椅子張りです。 椅子張りについて、実は当社会長が近々本を出版します。本と一緒にDVDも作っております。詳しい説明はそちらをご参考いただいた方がよいと思います。 まずどのくらいの工程があるか、箇条書きにしてみていきたいと考えてます。 色々と色んな職人さん達を見てきてますが、椅子張りはやることが多いなぁと感じます。 ... 続きを読む

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椅子張りの基本

椅子張りの基本

椅子張りの基本といえば、いかに布目を曲げないかです。 とにかく、布目を曲げずに張る、それが椅子張りです。 前回の記事で、底張りの話をさせていただきました。 底張りは通気性の関係で非常に薄い生地を張ります。 この底張り、実は見習いが行うことが多いのです。 最後の仕上げを見習いが行って修行するわけです。 布目、簡単なように思うかもしれません。 ですが、はじめてだとなかなか難しいようです。 布目が曲がっていることが見えないようなのです。 張ったはいいが、布目が曲がりまくってしまっていたり。 さらに底張り布。 これが薄いことがさらに難しくさせます。 底張りが綺麗に布目を曲げずに張ることができてから、椅子張り修行のスタートになるのかもしれませんね。 と、今日は生意気なことを書いてしまいました。 ... 続きを読む

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椅子張り 平日クラス ウィークデイクラス

椅子張り 平日クラス ウィークデイクラス

椅子張り 平日クラス ウィークデイクラスが本日行われました。 背部分の下ごしらえを行っていただきました。 背部分も天然素材をご希望ですので、手とハンマーで、針と糸で、天然素材で形を作っていただきます。 時間はかかりますが、仕上がった時の達成感と充実感、そして自分で本当に作ったという満足感で一杯になられる方がほとんどです。また座り心地も今までに座ったことのない幸せな感触なのです。 ... 続きを読む

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底張り

底張り

椅子には底張りという椅子張りでは最後の仕上げとなる作業があります。 椅子の裏に薄い布を張って完成させることが多いのです。 底張りをする理由には、布を張った釘を隠すという理由、そして薄い布を張るのは、通気が良いようにという理由などがあると思います。 椅子を見るときにプロは底張りをみます。 底張りがどのくらい綺麗に張られているかどうかを確認するためです。 底張りが綺麗に張られ、釘も均一に打たれ、誰がみても綺麗なものは、椅子の中もきちんと作られていると判断出来ます。 そこで今回、新作のスツールを製作したのですが、その一つのこだわりとして底張りにあります。 写真はその新作スツールの底張りです。釘を出さない納まりにしました。手間はかかります。この底張り布も実は高価です。 底張りのこだわりは、私の好きなメーカー、イタリアのチェコっティにも見られます。ここの職人達の考え方は納得のいくもので、同じように底張りにこだわってます。「見えないんだからいいんじゃない」という考えはないんですよね。椅子の納まりにこだわってるのです。北欧のメーカーにも椅子の納まりにまで神経を使っている椅子がありますよね。 誰がみても綺麗なものは綺麗なのではないかなと考えてます。 ... 続きを読む

Posted by isuhouse in 椅子の裏話
新年会

新年会

毎年恒例の椅子張りの新年会より帰ってまいりました。 昨年ははじめて?ロマンスカーに乗り、はじめて箱根登山鉄道に乗りました。スイッチパックしながら登っていくのですが、なかなか良かったです。 今年は車で行きまして、車の方が空いてれば早いかもしれませんね。 電車は電車の楽しみがあり、時間通りに到着するのは魅力的ですよね ... 続きを読む

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匠の技フェア 1月27日(金) 新宿駅西口地下

匠の技フェア 1月27日(金) 新宿駅西口地下

匠の技フェアが1月27日(金)に新宿駅西口地下のイベント広場にて行われます。東京都椅子張り技能士会として参加いたします。 今回は無料で椅子張りを体験していただけます。先着50名様までですのでお早めに!さらに、体験製作していただいた枠に、無料でクッションまでついてきます。この機会をお見逃しなく! ... 続きを読む

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