はがし
椅子の釘を抜く道具です。
昔の椅子には釘が使われてましたが、最近ではタッカー、ステープルがほとんどで、そのステープルを抜くのに便利なのがこの日本製のはがしです。
刀鍛冶?鍛冶屋さんが作っているのですが、この形状、絶妙で、ステープルを複数同時に抜くのにも便利です。
木槌でたたいて抜くのですが、しっかりとした作りで、今ではかかせません。
はがしの真ん中あたりにくぼみがあります。
このくぼみ、作った鍛冶屋さんマークなのです。
親方衆ではこのマークを、馬さんと呼んでました。
馬のようなマークだからかと思います。
はがしだけでなく、マグネットハンマーにも同じマークが刻印されてます。
そして、これがフランス製のはがしです。
ノミのように先端がかなりとがってます。
このはがしでは釘を抜くのに便利です。
深く刺さった釘、3分釘や5分釘を抜くのに、良い感じで抜けます。
道具、色々ありますが、結局は使い慣れたもの、使い込んだものがいいですね。