底張りについて
底張りがどれだけ綺麗に張られているかで、その椅子がどのだけ神経を使って張られているかがわかると記事にいたしました。
今回は底張りの意味について少し。
底張りは薄いものが使用されます。
これはけちって薄いわけではないのです。
なぜなら、底張りは空気の通りを良くするために薄めの生地が使用されます。
座ることによって椅子の底から空気が抜け、立ち上がることで椅子に空気が入るのです。
人が住んでいない家って、なんとなくわかることってありませんか。
人が住んでいないことで空気の循環がなくなり、家が傷みます。
人が住んでいることで、家が長持ちしているのです。
椅子の場合も同じで、使わない椅子は傷んでいきます。
ある程度は使わないと傷んでいってしまうのです。
空気の循環、大切ですね