柄合わせ
当たり前ですが、普通に作ると柄を合わせるわけです。
今どきの市販されているのはびっくりするくらい、柄があってない物や椅子が多いです。
写真は今回作らさせていただきました、クッションです。
座面のマチはもちろん、表も裏も合わせました。
(表裏がある場合には表側を一律に、そして裏側も一律にする場合もあります。今回は生地のリピート計算がうまくいったので全て合わせることが出来ました。)
もちろん、背のクッションの5枚合ってます。
かなり時間をかけて裁断、縫製してます。
柄を合わせると生地が無駄になるかと思いますが、時間をかけてきちんと裁断すればそんなに無駄にもならずに出来るものです。
クッションマチ
座面の表
座面の裏
背クッション
カタログ記載の生地巾や生地のリピートは当てにならないことが多く、実際の生地を見て、生地巾とリピートを出し、
生地は曲がって切ってあったり、耳部分がつれて曲がってたりしますので、それを修正し、柄を追って裁断し、柄を生かして縫製します。
見えないところに手間隙がかかってます。
一般の人にはなかなかわからない柄あわせですが、こういうことを納めた時になどにわかってくれる人がいるとうれしいものです。